Windows7とWindowsXPのデュアルブートでboot.iniがない場合の対処法

3年ぶりの更新です。

かなり前の記事です。

現在は、Windows 10 April 2018 Updateですが。。。

一応参考に過去に試した記事を公開します。

Windows7とWindowsXPのデュアルブートでboot.iniがない場合の対処法

上記のトラブルの備忘録としてメモしました。

まず、元々の環境が下記

PC　Dell　Latitude E5420　Sandy Bridgeモデル

CPU　Core　i5　2520m

物理メモリ　8GB

OS　Windows10Enterprise＆WindowsXPProx64のデュアルブート

この環境において使用していた所、Windows10のAnniversaryを当てた直後からかなり重くなり、とうとう堪忍袋の緒が切れましてWindows7に戻すことにしました。単純にWindows10のパーティションにWindows7をインストールする形でやればよいのですが、あえてそのパーティションを削除してクリーンな状態でインストールした結果、XP64bitが起動しなくなりました。

何故か。

デュアルブート環境においてWindows10をインストールしたことがある人ならおわかりでしょうが、元々のWindows10をインストールした状態から、必ずパーティションが増えてます。よってWindows7に戻すために、この無駄なパーティションもまるごと削除しよう思ったわけです。つまりパーティションが減るということ。よって、XP64bitを復活させるためには、boot.iniでXPのパーティションを指定してやる必要がある。

そこでCドライブに入っているboot.iniを探した所当然消えている。boot.iniでパーティションの順番の数字を変えたかったんですけど。。。

この時点でとき既に遅し。boot.iniだけ作っても意味がない。単純にboot.iniだけあればいいと思ってたんですよね。甘かった！！！

ちなみに下記のファイルがないと起動できない。

Boot.ini

NTLDR

Ntdetect.com

いろいろググってみたものの、面倒の一点につきる。そこで思いついたのが、もう一つパーティションを作成してXP64をインストールしてパーティションの数字を変える。

[boot loader]

timeout=30

default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(3)\WINDOWS

[operating systems]

multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(3)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /noexecute=optin /fastdetect

早速、XP64を作成した別パーティションにインストール。この時、ハードディスクの先頭にboot.iniが作成されているのを確認。

そのパーティションには、Windows7からはアクセスできない。今インストールしたXP64からならできる。ただ、いざまた同じトラブルが出たときが面倒なので、あえてWindows7のディスクを使いbootしてコマンドプロンプトを使いディレクトリを表示。この時boot.iniは見えない。だが、あえてboot.iniを指定してやるときっちりboot.iniのテキストが目の前に現れた。ここから数字を元々入れていたXP64の場所の数字をいれてやり再起動後見事元々のXP64bit復活。やはり僕の考えは正しかったことが証明された。

このやり方は、ぐぐってみたところやってる人がいなかったので

参考になれば幸いです。

てか、今時XP自体使ってる人もほとんどいないのですが。。。